必殺シリーズで最初に製作された「必殺仕掛人」の映画版…と言いたいところですが、実はこの映画『仕掛人・藤枝梅安』は必殺シリーズには含まれません。
その理由は、記事後半の“小ネタ情報”で…。
それでは、吉川晃司のエロスがたっぷり詰まった映画『仕掛人・藤枝梅安』1部・2部の、詳細・あらすじ・感想・結末、キャストの詳細や小ネタ裏ネタ情報などをまとめましたので、気になる方はぜひご覧ください。
※ネタバレを含んでいますので、結末を知りたくない方はご注意ください。
※この記事の情報は2025年2月現在のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
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映画 仕掛人・藤枝梅安/作品紹介

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
2023年に公開された吉川晃司主演の時代劇『仕掛人・藤枝梅安』は、原作者の池波正太郎生誕100周年を記念して製作された2部作構成の時代劇です。
招集された俳優陣は、主演の吉川晃司のほか、片岡愛之助、菅野美穂、高畑淳子、小野了、小林薫、早乙女太一、柳葉敏郎、天海祐希、板尾創路、椎名桔平、佐藤浩市、石橋蓮司など、とにかく超豪華。
テレビシリーズと同じくちょいエロ仕様で、吉川晃司のエロスが爆発気味ですが、意外にも視聴制限はありません。
仕掛人の特徴である勧善懲悪ではないというところもしっかりと踏襲されていて、大人向けの時代劇となっています。
映画 仕掛人・藤枝梅安/作品詳細
| 1部 | 2部 | |
| タイトル | 仕掛人・藤枝梅安 | 仕掛人・藤枝梅安2 |
| 公開日 | 2023年2月3日 | 2023年4月7日 |
| 視聴時間 | 134分 | 119分 |
| キャスト | 吉川晃司、片岡愛之助、菅野美穂、高畑淳子、小野了、小林薫 | |
| ゲスト | 早乙女太一、柳葉敏郎、天海祐希、板尾創路、六角精児、鷲尾真知子 | 椎名桔平、佐藤浩市、一ノ瀬楓、石橋蓮司、高橋ひとみ |
| 製作会社 | 東映京都撮影所 | 配給 | イオンエンターテイメント |
| 視聴制限 | G | 原作者 | 池波正太郎 |
| 監督 | 河毛俊作 | 脚本 | 大森寿美男 |
| ジャンル | 時代劇、ヒューマン、アクション | ||
映画 仕掛人・藤枝梅安/あらすじ
1部 あらすじ

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
鍼師として地元の患者を治療する腕の良い医者である藤枝梅安の裏の顔は、金をもらって殺しの依頼を受ける仕掛人。
そんな梅安の元に、料亭の女将の殺しの依頼が舞い込んでくるが、その料亭の前の女将を殺したのはほかならぬ梅安だった。
違和感を感じながらも依頼を受けた梅安は、料亭の女中から料亭のことや前の女将のこと、そして今の女将のことを聞き出し、数日後、初めて女将と対面した梅安は、その女将が自身の暗い過去と繋がる人物だと確信する。
2部 あらすじ

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
彦次郎と共に京都へ向かった梅安は、彦次郎の妻と子を死に追いやった男を見かけるが、彦次郎の仇はその男の双子の弟だと判明。
そんなとき、偶然にも彦次郎の仇の殺しの依頼が梅安に舞い込み、彦次郎と共に行動を開始したところ、今度はある浪人とすれ違う。
梅安を目の敵にしている浪人は執拗に梅安を追いかけてくる。
映画 仕掛人・藤枝梅安/予告動画
映画 仕掛人・藤枝梅安/登場人物・キャスト
メインキャスト
藤枝梅安/豊川悦司
腕の良い鍼師、裏の顔は金をもらって殺しの依頼を受ける仕掛人。
殺しのときに使用するのは3寸ほどの針で治療用のものより太い。
暗い過去を背負っているが、その事実を知るものは少ない。
彦次郎/片岡愛之助
町で評判の楊枝職人、裏の顔は仕掛人で梅安の相棒でもある。
殺しのときに使用するのは吹き矢で、針には毒が仕込んである。
流れ者の山賊のような男に妻と子を死に追いやられた過去がある。
おもん/菅野美穂
料亭万七の女中。
長く勤めていたため万七の新しい女将からの信頼も厚い。
夫に先立たれ9歳の子供がいるため仕事を辞められずにいたところ、梅安と良い仲になったことがきっかけで、万七より待遇の良い料亭井筒屋の女中となる。
与助/小野了
梅安の行きつけの料亭井筒屋の主人。
おせき/高畑淳子
梅安の身の回りの世話をしているご近所さん。
仕事を終えて朝帰りする梅安を朝ごはんを作って待っているが、梅安が女性と会っていると思い込んでいる。
津山悦堂/小林薫
梅安の鍼の師匠。
梅安が幼いころに出会い、鍼の全てを教わった。梅安が25歳の頃に他界した。
1部 登場人物
石川友五郎/早乙女太一
梅安が仕掛帰りに遭遇した剣客。
その後、女の治療のため訪れた寺で再開する。
羽沢の嘉兵衛/柳葉敏郎
香具師の蔓。
料亭万七の女将の仕掛を梅安に依頼した人物。
おみの/天海祐希
料亭万七の女将(後妻)
水茶屋で茶汲み女として働いていたところ、万七の主人である善四郎と出会い、前妻が死亡したことで後妻となった。
お千絵/井上小百合
嶋田大学に手籠めにされた母が自害したことで、嶋田大学の元に謝罪を要求に行った。
嶋田大学/板尾創路
領主で万七の常連。
善四郎/田山涼成
万七の主人。
善達和尚/若林豪
寺に運び込まれた女性の治療を梅安に依頼した常在寺の和尚。
2部 登場人物
佐々木八蔵/一ノ瀬颯
井上半十郎と共に旅をしている流浪人。仕掛人でもある。
峯山又十郎、井坂惣市/椎名桔平
双子。峯山又十郎が兄、井坂惣市が弟。
弟の井坂惣市が彦次郎の仇。
井上半十郎/佐藤浩市
梅安を目の敵にしている流浪人で仕掛人。
おるい/篠原ゆき子
井上半十郎の妻。
白子屋菊右衛門/石橋蓮司
大阪・道頓堀の蔓。
お芳/小林綾子
井坂惣市が襲った茶屋の女主人。
お崎/高橋ひとみ
祇園の料亭菊屋の女将。
映画 仕掛人・藤枝梅安/小ネタ情報
映画『仕掛人・藤枝梅安』の専門用語
映画『仕掛人・藤枝梅安』ではいくつかの専門用語が登場します。
・仕掛人
金で殺しの依頼を引き受ける、いわゆる殺し屋。
蔓から依頼を受け、前金を受け取り、殺しを実行したら後金をもらう。
・仕掛け=殺し
・起こり=依頼人
・蔓(つる)
依頼人から仕掛人に依頼をする仲介業者のような存在
依頼の内容を調査し金額を決め、前金を仕掛人に渡し、殺しが終われば後金を支払う。
・水茶屋
寺社の門前や道筋に店を構えている、美しい看板娘を置いていた茶屋。
・茶汲み女
水茶屋で客の酒の相手をしていた女性。
プロの遊女ではなく、素人の女性が娼婦のようなことをしていたこともあった。
仕掛人・藤枝梅安が必殺シリーズではない理由
冒頭でも書きましたが、この映画『仕掛人・藤枝梅安』は必殺シリーズには含まれません。
その理由は、製作会社が違うから。
必殺シリーズ全て、製作も配給も松竹がしていますが、この映画『仕掛人・藤枝梅安』は東映が製作し、配給はイオンエンターテイメントです。
だから「必殺」の文字が使われていないんですね。
ただ、どれだけ調べても、なぜ松竹が製作しなかったのかがわかりませんでした。
共同で製作発表をした鬼平犯科帳の製作は松竹なのですが・・・。
誰か知ってる方いらしたら、教えてくれると嬉しいです(*- -)(*_ _)ペコリ
それと、製作が松竹じゃなくて必殺シリーズに入らないためか、必殺シリーズ定番のBGM「ちゃらり~、ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ、ちゃらり~、ちゃらりらり~」は使われていません。
って、文字じゃ伝わらなさそうなので、YouTube、貼っておきます(笑)
ちなみに、1981年に公開された映画『仕掛人梅安』も製作が東映で必殺シリーズに含まれません。
必殺シリーズ一覧
映画『仕掛人・藤枝梅安』は必殺シリーズには含まれませんが、せっかくなので、必殺シリーズのテレビシリーズと劇場版を一覧にしてみました。
一覧にして見ると、必殺シリーズの人気が一目瞭然ですね。
ちなみに、必殺の顔と称される中村主水は、シリーズの半分以上に登場しています。
さすが、主水。
テレビ
- 必殺仕掛人 1972年
- 必殺仕置人 1973年
- 助け人走る 1973年
- 暗闇仕留人 1974年
- 必殺必中仕事屋稼業 1975年
- 必殺仕置屋稼業 1976年
- 必殺仕業人 1976年
- 必殺からくり人 1976年
- 必殺からくり人・血風編 1976年
- 新・必殺仕置人 1977年
- 新・必殺からくり人 1977年
- 江戸プロフェッショナル・必殺商売人 1978年
- 必殺からくり人・富獄百景殺し旅 1978年
- 翔べ!必殺うらごろし 1978年
- 必殺仕事人 1979年
- 必殺仕舞人 1981年
- 新・必殺仕事人 1981年
- 新・必殺仕舞人 1982年
- 必殺仕事人Ⅲ 1982年
- 必殺渡し人 1983年
- 必殺仕事人Ⅳ 1983年
- 必殺仕切人 1984年
- 必殺仕事人Ⅴ 1985年
- 必殺橋掛人 1985年
- 必殺仕事人Ⅴ・激闘編 1985年
- 必殺まっしぐら! 1986年
- 必殺仕事人Ⅴ・旋風編 1986年
- 必殺仕事人Ⅴ・風雲竜虎編 1987年
- 必殺剣劇人 1987年
- 必殺仕事人・激突! 1991年
- 必殺仕事人2009 2009年
映画
- 必殺仕掛人 1973年
- 必殺仕掛人 梅安蟻地獄 1973年
- 必殺仕掛人 春雪仕掛針 1974年
- 必殺! THE HISSATSU 1984年
- 必殺! ブラウン館の怪物たち 1985年
- 必殺! III 裏か表か 1986年
- 必殺4 恨みはらします 1987年
- 必殺!5 黄金の血 1991年
- 必殺! 主水死す 1996年
- 必殺始末人 1997年
- 必殺! 三味線屋・勇次 1999年
鬼平犯科帳のあの人が…
こちらは、本編には関係ありませんがラストシーンのネタバレを含みます。
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2021年、映画『仕掛人・藤枝梅安』の製作発表のとき、原作者が同じということで、「鬼平犯科帳」と共同での発表となりました。
「鬼平犯科帳」はドラマシリーズと劇場版が製作されましたが、公開日は「仕掛人・藤枝梅安」より後の2024年です。
この「鬼平犯科帳」の主役が、松本幸四郎演じる長谷川平蔵なんです。
「ただの剣客には見えない…」と梅安のお墨付き。
他にも、劇中に石橋蓮司演じる白子屋の菊右衛門が登場しているのですが、こちらも鬼平犯科帳のキャラクターです。調べた結果、鬼平犯科帳のテレビシリーズにも映画にも登場せず、原作だけに登場しているようです。
この鬼平犯科帳も面白そうですよね。
配信が時代劇専門チャンネルのようなので、なかなか見られないかもしれませんが…。
ということで、エンドロールが始まったからといって視聴を終わらせず、ぜひ最後の最後まで見てくださいね。
映画 仕掛人・藤枝梅安/感想(ネタバレなし)
2021年。ワイドショーで放送されていた製作発表を偶然目にした瞬間…
まじかー!!!!!!
見るに決まってるやーん!!!!
と言ってから4年が過ぎた2025年2月。
Amazonプライムビデオで配信が始まったということで、やっと見ることができました。
ということで、待ちに待った映画『仕掛人・藤枝梅安』の感想をば。
1部 感想

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
↑高畑淳子演じるおせきが好き(´∀`*)ポッ
仕掛人はちょいエロ仕様…なんだけど、女のエロさじゃなくて豊川悦司のエロさ爆発してる。
菅野美穂とエッチした後に鍼治療してるシーン。すごく絵になる。
あと、板尾創路の性欲お化け具合が最高。
あの顔つきというか目というか口元というか…。
別にエロいシーンが好きなんじゃなくて、出演者たちの色気具合が堪らんのです。
ナイスキャスティング👍
とまぁ、エロについてはこれくらいにして。
ストーリーはね、仕掛人の専門用語さえ分かっていれば難しいことはないからスムーズに頭の中に入ってくる。
似たような名前が出てくるけど、有名俳優ばかりだからキャラクターが混同することもない。
あまり前情報入れずに見たら「おぉ!この人も出てるのか!」っていう感激がちょいちょい味わえます。
ただ、必殺シリーズの定番BGM「ちゃらり~、ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ、ちゃらり~、ちゃらりらり~」がなかったのはすごく残念。
だって、あれかかったら「うぉー!!キターーーーーー!!!!」ってなるよね?
あれは欲しかったな。。。
BGMについては小ネタ情報のとこで説明してるので、気なる方は読んでね。
1部は切ない終わり方になってしまったけど、バッドエンドでもなく、ある程度スッキリはするし、仕掛人が勧善懲悪ではなくなぜ金をもらって殺しをするのか、というのも分かりやすく説明されてるので、仕掛人を見たことがない人でも見られる新設設計です。
必殺シリーズファン…というか主水ファンなんだけど…
すっごく面白かった!見てよかった!
2部 感想
書きかけです。もうちょっと待っててね…
これより後の記事はネタバレを含んでいます。
ネタバレなしで見たい方は⇩からどうぞ。
映画 仕掛人・藤枝梅安/1部/解説・結末(ネタバレあり)
依頼

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
梅安が男の仕掛けをした帰り道、数人の侍に襲撃されている流浪人のような男と遭遇する。
その男は滅法強く、一瞬のうちに侍たちを返り討ちにしてしまい、梅安は通りがかっただけだと言ってその場を後にする。
朝帰りとなった梅安は、身の回りの世話をしてくれているおせきにからかわれながらも、朝食を取った後は真面目に患者へ鍼治療を施していると、蔓の嘉兵衛が後金の10両を持って訪ねて来る。
金を受け取った梅安に嘉兵衛は料亭万七の女将である「おみの」の仕掛けを依頼するが、万七の前の女将を仕掛けたのは他でもない梅安だった。
剣客の正体

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
違和感を感じながらも依頼を受けた梅安は、万七で知り合った女中のおもんから万七の情報を聞き出し、おみのが水茶屋で茶汲み女だったこと、前妻が死亡してすぐに結婚し女将となったこと、そして、呆れた親族が出ていき、万七には若い女中が雇い入れられ、水茶屋のような料亭になってしまったことを知る。
数日後、万七でおみのと初対面した梅安は、幼いころに自分を置いて出て行った母親の姿がフラッシュバックし、離れ離れになった妹のことを思い出す。
そんな折り、梅安の自宅に近所の寺の坊主が、寺に運び込まれた女の治療をしてほしいと訪ねてきたことで、以前遭遇した剣客がこの地域の領主である嶋田大学という男に仕えていたとき、手籠めにされ自害した女の娘が謝罪を要求したことで痛めつけられてしまい、見るに見かねて連れ去り寺に逃げ込んできたことを知る。
梅安と万七の女将の関係は…

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
石川と名乗る剣客は、その娘を連れ去ったことで島田大学からの暗殺の標的となるも、ことごとく返り討ちにされてしまったため、彦次郎に田中屋から石川の仕掛の依頼が舞い込む。
島田大学も田中屋も万七の常連で、島田大学は多くの新人女中を手籠めにしていた。
全てが繋がったとき、梅安は彦次郎に自分の過去を話し始める。
万七の女将であるおみのが実の妹であることを知った彦次郎だったが、梅安の覚悟は決まっていたため、2人はすぐに仕掛けのための行動を始めた。
新しい父親から無下に扱われていた過去を持つおみのだったが、反骨精神から江戸で今の地位まで上り詰め、兄である梅安のことは忘れているように見えた。
仕掛け、完遂

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
彦次郎は田中屋から石川の仕掛の依頼を受けていたため、梅安が田中屋を殺害することで彦次郎への依頼はなかったこととなり、万七の女中であるおもんは、梅安が贔屓にしている料亭井筒屋で働くこととなった。
その後、嶋田は石川を殺害するために兵を寺に向かわせるが、彦次郎と石川に全員返り討ちにされる。
梅安はというと、嶋田大学の暗殺を実行したのち、おみのと少しの雑談を終えると、おみのを抱き寄せ躊躇なく殺害。その際、梅安がおみのの本名をつぶやいたことで梅安が兄であると気付き、最後は幸せそうな顔で息絶える。
その後…

引用元:https://eiga.com/movie/94568/
その後、後金を受け取った梅安は、万七の旦那が前妻と後妻の殺害を依頼してきた起こりであることを知り、せめてもの妹供養という思いから暗殺を実行した。
年の瀬。
仕事を終えた梅安と彦次郎は、除夜の鐘を聞きながら京都へ行く約束をする。
エンドロール後
梅安が彦次郎と京都に向かっている道中、ある侍の顔を見た彦次郎の顔色がみるみる変わり、その男が自分の妻と子供を死に追いやった男だと語り始める。
映画 仕掛人・藤枝梅安/2部/解説・結末(ネタバレあり)
映画 仕掛人・藤枝梅安/配信情報
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